06年夏の甲子園決勝「駒苫VS早実」が、北の大地で再現-。北海道高野連は18日、札幌市内で理事会を開き、来年6月16、17日に早実(東京)と慶応(神奈川)の2校を招いて、札幌円山球場(予定)で招待試合を開催することを決めた。道内からは北照、北海、駒大苫小牧、白樺学園、旭川実、駒大岩見沢の6校が出場し、2日間で計6試合を行う。入場は無料で、対戦カードなどの詳細は後日発表される。

 北海道が後援する今回の招待試合は、競技の底辺拡大と道高校野球のレベルアップ、そして野球の魅力を多くの人たちに見てもらい伝えることを目的としている。そのため、甲子園優勝が春夏1度ずつの早実、夏1度の慶応という人気の高い名門校を招待し、無料で観戦できるように配慮した。対戦カードは今後決定するが、全国の高校野球ファンを魅了した06年夏の甲子園決勝、駒大苫小牧-早実の再現をファンが熱望するのは間違いない。

 5年前の夏は駒大苫小牧・田中将大投手(現楽天)と早実・斎藤佑樹投手(現日本ハム)が決勝を延長再試合で投げ合い、高校球史に残る名勝負を演じた。当時とは選手も場所も違うが、同じユニホームでのぶつかり合い、白熱プレーが見られるとなればファンにとっては最高の贈り物になる。北海道高野連の坂本浩哉理事長(46)は「道の支援で実現しました。子どもたちを含め楽しんでほしい」と期待していた。

 ◆06年夏の甲子園決勝VTR

 駒大苫小牧は夏の甲子園3連覇を懸け早実と対戦。0-0の8回表に先制したが、その裏に同点とされ延長戦に突入。3回途中から救援した駒大苫小牧・田中と早実・斎藤の投手戦となり、延長15回1-1で決着つかず。再試合は1回裏に早実が先制し、2、6、7回に1点ずつを加点。駒大苫小牧は6回に1点をかえし、9回に中沢竜也の2ランで1点差としたが届かなかった。田中は1回途中から救援、斎藤は連投し、高校球史に残る対決となった。