<神宮大会:光星学院6-5愛工大名電>◇最終日◇27日◇高校の部決勝◇神宮

 光星学院(青森)が愛工大名電(愛知)を逆転で下し初優勝。来春センバツの「神宮枠」が初めて東北地区に与えられる。

 ◆明治神宮大会枠と来春センバツ出場校の展望

 03年から明治神宮大会優勝校の所属地区に出場枠が1つ与えられる制度が始まった。東北地区は通常の2枠から3枠に増え、東北大会を制した光星学院と準優勝の聖光学院(福島)は当確。準決勝で光星学院に8-9で惜敗した花巻東(岩手)と、県大会で光星学院に3-7で敗れた青森山田の4強組が残り1枠を争うことになる。

 センバツには21世紀枠もある。3月の東日本大震災と9月の台風15号の被害を乗り越えて宮城県大会で準優勝した石巻工(宮城)など、東北6県の代表推薦校(12月15日に発表)が選ばれることになれば4校出場の可能性もある。東北から4校が選出された例は過去に1度。04年大会に東北(宮城)東海大山形(山形)一関一(岩手=21世紀枠)秋田商(秋田=希望枠)が出場した。