マーリンズ・イチロー外野手(42)は代打出場したが死球を受け、メジャー通算3000安打までは10のままだった。

 7-3の7回無死一塁で代打に入り、4番手右腕イグレシアスに0-2と追い込まれてからの3球目スライダーが左膝に直撃。イチローはその瞬間に倒れ込み、周囲をひやりとさせたが、すぐに立ち上がり出塁してプレーを続行し、試合終了時のハイタッチの際には、元気にフィールドへ駆けていった。

 これで球宴休みに入るイチローは、前半戦は73試合に出場、31試合に先発し、188打席、164打数55安打、打率3割3分5厘。メジャー通算では2990安打で、大きな節目の3000まで10のまま後半戦に持ち越しとなった。

 チームは3連勝し、前半戦を47勝41敗の地区2位タイで折り返す。

 イチローは前半戦を振り返って思うことを問われ「いや、機会が少なすぎてね、そんなの…。そんなの表明することじゃない」と話した。