米野球殿堂入りの候補者は26日(日本時間27日)に発表される。「トルネード投法」で旋風を巻き起こした野茂英雄氏(45)が日本選手として初めて候補者の条件を満たし、注目が集まる。殿堂入りの発表自体は来年1月8日(同9日)。

 野茂氏は1995年にドジャースと契約。1年目に13勝を挙げ、リーグ最多の236三振を奪って新人王。通算323試合に登板し、ノーヒットノーランを2度達成するなど123勝109敗を記録。08年に引退し、10年プレーして引退後5年などの条件を満たした。

 新規候補者はほかに、通算355勝を挙げたグレグ・マダックス氏、同305勝のトム・グラビン氏、通算521本塁打のフランク・トーマス氏ら。