筋肉増強剤の常習疑惑が浮上したヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(33)に4月30日(日本時間1日)、今度はスパイ疑惑が直撃した。2月に同内野手が03年ドーピング検査で陽性反応を示した過去をスクープし、12日に高校時代からの常習歴を著した告発本を出版する女性記者がこの日、新たな糾弾キャンペーンを展開。米スポーツ専門誌スポーツイラストレーテッド電子版で、同内野手がレンジャーズ時代、親しい相手打者に球種を教えるサインを送っていたと報じた。

 レ軍関係者の証言によれば、球種伝達は大差の付いた試合の終盤に限られていたが、約3年にわたって行われたという。守備位置での怪しい動きに、一部チームメートはスパイ行為と気付いたという。「ステロイドよりタチが悪い」との題で疑惑を明かしたのは、同誌のセレナ・ロバーツ記者。本人からストーカー呼ばわりされるほどの徹底取材で同内野手を追い続けており、情報の信ぴょう性には自信を見せている。

 同内野手はこの日、3月の股(こ)関節手術後では初の実戦となるマイナー選手との練習試合に出場。本塁打を放って復調を示した。ただ本についてのコメントは拒否した。