マリナーズ・イチロー外野手(37)は「不振」ではなく「不運」だった?

 スポーツ専門局ESPN電子版は27日(日本時間28日)、「スランプの背景にある理由」とのタイトルで、苦闘するイチローの打撃をデータ指標「セイバーメトリクス」で分析。アウトになった打席で顕著だったのは、相手守備の好プレーで阻まれたアウト数をカウントする「GFPs」(グッド・フィールディング・プレーズ)の多さだったという。

 GFPsとは、本来なら安打でもおかしくない打球が野手のファインプレーによりアウトにされたもの。24日までのデータによれば、今季のイチローのGFPsは両リーグ1位の31。うち17が好守によって内野ゴロとなっている。仮に今季のGFPsがすべて安打だった場合、イチローの打率は3割2分9厘で、同電子版は「首位打者を狙える位置にいたはず」と伝えた。その半分が安打でも打率は3割を超えるという。

 同電子版はさらにイチローのGFPs31のうち11は「成功率は15%以下の、超ファインプレーと呼べるものに阻まれた」と同情的に分析。「イチローが急激に衰えているのではなく、少し不運に見舞われているだけ」と結論づけた。