右ふくらはぎ痛で別メニュー調整中の巨人阿部慎之助内野手(35)が、教育リーグのDeNA戦に「3番・一塁」で実戦復帰した。2月15日の紅白戦以来の実戦で対外試合は今季初。DeNAのモスコーソを相手に1打席目は遊飛、2打席目は四球だった。「いい疲労感もあるし、普通に動けた。自分の中ではいい状態でやれている」と手応えを示した。

 守備、走塁面も問題なかった。一塁の守備ではボテボテの一ゴロを捕球し、ベースカバーに入った投手にトス。走塁では和田の単打の間に一塁から三塁に進んだ。この日は5回表の守備で交代だったが、岡崎2軍監督は「順調でしょう。次は8日の試合(欧州代表戦)に出て、11日(教育リーグ・日本ハム戦)に長いイニング」と語った。阿部は「1日1日を大事に、しっかり段階を踏んでやっていく」と話した。