オープン戦初先発の巨人ドラフト3位の高木勇人投手(25=三菱重工名古屋)が、5回を2失点に抑え、開幕ローテーション入りに向け、アピールした。

 1回に無死満塁のピンチを迎えたが、李大浩を併殺に仕留めるなど、最少失点でピンチを脱出。得意の高木ボール(カットボール)とシュートで強気に攻めた。「あこがれの人(松坂)と投げ合えることに感謝しながら、自分らしく投げられた。課題もいっぱい見つかりましたが、楽しかった」と笑顔で振り返った。