世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長は11日、野球日本代表と欧州代表による強化試合を視察するために訪れた東京都内で「今回の試合は欧州でもテレビ中継されているので五輪関係者にも当然見てもらえる。支援を広げるために重要だ」と意義を強調した。

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー、台湾プロ野球の呉志揚コミッショナー、欧州各国の野球連盟の首脳らと会談し、五輪競技復帰について意見交換した。2020年の東京五輪では8チームを2組に分けて3日間で1次ラウンドを行うコンパクトな開催を提案している。フラッカリ会長は「プロの選手にとって非常に参加しやすい大会になる」と話した。