侍ジャパン小久保裕紀監督(43)が強化試合で大きな収穫を得た。先発松葉が3回4安打5失点と打ち込まれ、打線は6回に2点を返すのがやっとだった。

 今回のように国際試合ではデータの少ない相手と戦うことになるだけに「思いっきり課題が出た。知らない投手に対して、(打線は)個でいくより線でいった方がいいのかなと思った」。

 11月には国際野球連盟(IBAF)主催の「プレミア12」が日本と台湾で共催される。本大会へ向けた格好のシミュレーションとなったようで「僕的には、すごくよかった」と振り返った。