オリックス平野佳寿投手(31)が4日、出場選手登録を抹消された。

 1日のソフトバンク戦で一塁ベースカバーに入った際に右足首を痛めたという。炎症の症状があり、傾斜を使っての投球では痛みがあるため、前日3日に神戸市内の病院で検査を受けた。痛みは4、5日で引く見通しだが、復帰のメドは未定。チームが開幕2カード連続負け越しと元気がない中、手痛い守護神の離脱となった。

 平野佳は昨年まで5年連続で60試合以上に登板。昨季はリーグ新記録の40セーブを挙げた。エース金子が右肘手術の影響で開幕から登板がなく、中継ぎでは岸田、比嘉も離脱中と投手陣はかなり苦しい状況となった。