西武打線が注目ルーキーの立ち上がりに襲いかかった。

 1回、プロ初先発のロッテ田中の2四球で無死一、二塁とすると、浅村栄斗内野手(24)の「ゲッツー(併殺)だけは避けようという意識でバッターボックスに入りました。チャンスだったので先制できて良かったです」と振り返った中前適時打で1点を先制。続く4番、中村剛也内野手(31)が「アサ(浅村)が先制点を挙げ、いい流れを作ってくれた」と左中間への適時二塁打で続き、1点を加えた。

 さらに1死二、三塁からは、森友哉捕手(19)が、初球の甘くなったフォークをとらえた中堅フェンス直撃の2点二塁打を放ち、この回一挙4得点。「(スタンドまで)いったと思ったけどパワー不足でしたね。ホームランにはならなかったけれど初回から追加点が取れて良かったです」とコメントした。