俳優綾野剛(33)が、北の大地での初体験に大興奮した。5月30日公開の主演映画「新宿スワン」(園子温監督)の宣伝を兼ね、試合前のファーストピッチに登場。映画のタイトルが胸に入った黒のユニホームを身にまとい、ゆったりとしたフォームで投じたボールは惜しくもワンバウンド。クールなイケメンも思わず表情が崩れた。

 人生で初めて経験した舞台に「役者が立つ場所じゃないですね。プロに選ばれた人が立つべき場所だなと思いました。ただ、ボールを投げただけなんですけど、その行為が神聖なものというか、1球1球の重みを感じました」と、プロ野球選手の偉大さを実感。

 捕手役の西崎氏に投げ方も指導してもらっており「西崎さんが力を貸してくださったおかげ。次に機会があれば、きちんと(始球式を)迎えられる状態で臨みたいです」と、興奮冷めやらぬ様子でリベンジを誓っていた。