日本ハム中田翔内野手(26)が先発大谷の今季初黒星を消し、チームのサヨナラ勝利をお膳立てする1発を放った。

 2点を追う8回無死一塁。バリオスの内角低めの145キロ直球を、強烈なライナーで左翼席へ運んだ。両リーグトップを独走する15号2ランに「まぐれに近いようなホームランだった。必死にバットを出した結果」と、試合を振り出しに戻した。勢いに乗ったチームは9回に西川のサヨナラ打で劇的勝利。「(大谷)翔平が、あそこまで打ち込まれるのも、そうそうない。何とか負けを消してあげたいと思っていた」と、4番は胸を張った。