広島が敗れ、借金は7となった。先発の大瀬良大地投手(23)は7回120球の力投も5失点で5敗目を喫した。5回、6回と打線が得点した直後の守りで失点し、リズムに乗り切れなかった。緒方孝市監督(46)は「敗戦を振り返ると、点を取った後に取られる展開が目につく。6回は2死から四球を出して失点してしまった。状態がよくないというのは分かるんだけど、6回の2点は(大瀬良)大地に頑張ってほしかった」とコメントした。

 前日26日に勝利の方程式を解体し、中継ぎ陣は状況起用を明言したなかでの試合。1点ビハインドだった9回にはマイク・ザガースキー投手(32)を投入したが、3失点して万事休した。「最後の中継ぎのところは、相手を見ながら状況に応じて、いるメンバーで当てはめてやっているところなんだけどね…。また明日から、そういうところを含めてやっていく」と話した。