阪神呉昇桓投手(32)が炎の3連投で西武の重量打線を圧倒した。1-0の9回に登板。薄氷を踏むマウンドだったが、豪快に快速球を投げ込んでいく。昨季の本塁打王メヒアを内角高め直球で空振り三振に抑えると、売り出し中の森も外角直球で空を切らせた。まともにバットを振らせず、抜群のキレを誇った。3者連続空振り三振で今季14セーブ目。

 28日楽天戦(甲子園)で2イニングを投げるなど、この日が3連投目。それでも「結果が良かったので。いい感じで投げられた。チームがいい状態で連勝できている。すごくいい雰囲気だし、勝てて良かった」と振り返った。