先発した広島の黒田博樹投手(40)が、6回1/3を2失点に抑え、4勝目を挙げた。交流戦では、07年6月23日の楽天戦以来、8年ぶりとなる通算10勝目となった。

 2点リードの4回には、無死二塁からT-岡田に右前適時打。さらに2死一、二塁から伊藤に中前適時打で同点に追い付かれた。立ち上がりから本調子ではなかったものの、変化球を巧みに使い7回途中まで2失点で粘った。

 黒田は「一番は自分が投げている試合でチームが勝つこと。良かったです」とチームの連敗ストップに安堵(あんど)の表情を浮かべた。