全パのソフトバンク柳田悠岐外野手(26)が故郷広島での球宴を心の底から楽しんだ。3番中堅でフル出場。8回の4打席目で中前へゴロで安打を放ち「最後はヒットを狙っていました。それまでは(大きいのを)狙って詰まっていたので」。黒田、前田の赤ヘル両エースにもフルスイングで真っ向勝負した。
1回、小さいころ広島市民球場で応援していたあこがれの黒田とガチンコ対決。2ボールから4球続けて強振。最後は内角のスプリットにヘルメットが吹っ飛ぶほどのスイングで空振り三振した。「三振してもいいやと思ってスイングした。どの球種もいい球だった。打撃の基本を考えさせられた」。6月12日のセ・パ交流戦で3打数2安打したが、球宴の舞台は別物だった。
3回に対戦した同学年の前田は、最速150キロの全6球直球勝負。「力負けした。一からやり直したい」と脱帽した。
故郷での球宴開催を知った時から、この日を待っていた。観戦した両親、親戚、友人、そして地元のファンに改めて存在を示した。明日20日ロッテ戦から始まる後半戦。黒田、前田を打てなかった悔しさを生かし、高みを目指す。【石橋隆雄】



