日本ハム吉川光夫投手(27)が、粘投むなしく5敗目を喫した。

 3-3で迎えた7回。先頭への四球から2死二塁を招くと、この日無安打1三振に抑えていた角中に左前打。勝ち越しを許したところで交代が告げられた。今季最多121球の熱投を見せたが、放心状態でベンチに下がった。6回2/3で6安打5失点。2戦連続で未勝利となった。

 「1発もそうですけど、2死から粘らないといけないですね。要所で抑えないと勝てる試合も勝てません。逆転してくれたんですけど粘ることができず、申し訳ありません」と反省の言葉を並べていた。