ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちで、再び勝率を5割に戻した。

 0-0の9回、先頭の鈴木大地内野手(25)が三塁打で出塁。オリックス佐藤達のスライダーを引っ張り、右中間を破った。

 続く伊志嶺への初球を捕手伊藤が後逸。その間に鈴木が、サヨナラのホームを踏んだ。お立ち台では「最近、いい試合ができていなかったけれど、ファンの方と1つになれている。明日勝って、貯金を作りたい」と力強く話した。

 伊東勤監督(52)は「なかなか点が取れなくて苦しんでましたけれど、投手が本当によく抑えてくれた」と「0」でつないだ投手陣をねぎらった。