ソフトバンク松坂大輔投手(34)が18日、関東地方の病院で右肩手術をしたことが分かった。球団が「鏡視下にて右肩関節関節唇および腱板(けんばん)クリーニング術、ベネット骨棘(こっきょく)切除術、後方関節包解離術を受けました」と発表した。退院後リハビリを開始し、復帰までは6カ月かかる見込み。

 今季はオープン戦に3戦登板したが、その後右肩に違和感があり、リハビリを続けていた。

 ファームでの実戦登板も5月20日に高知で行われたウエスタン・リーグ・オリックス戦で2回を投げたのみ。同月24日の2戦目を回避。その後はリハビリ組で一進一退の状況が続いていた。

 松坂自身もより良い治療方法を探していたが、手術を選択した。今季の登板は絶望となったが、来季は3年契約の2年目。来季こそ復活する。

 また、大隣憲司投手(30)は左肘のクリーニング手術を決断した。今季は11試合に投げ5勝を挙げたが、6月9日阪神戦で完封した後、調整登板した同月18日ウエスタン・リーグ広島戦で左肘に違和感を感じ再調整していた。

 過去にも同様の手術の経験があり、全治は3カ月程度で、来季のキャンプには間に合うと判断した。