東洋大のドラフト候補、原樹理投手(4年=東洋大姫路)が、自身初の3連投に挑み、9回104球を投げて、3安打完封した。

 青学大1回戦は8回1失点で敗れたが、同2回戦は5回途中から登板して勝利した。

 広島、中日などのスカウトの前で、直球にスライダー、フォーク、カットボール、ワンシームなど多彩な変化球を織り交ぜて好投。「疲れがあった分、むきになって力を入れなかった。ここ一番で力を入れて、丁寧に投げられました」と喜んだ。

 強豪青学大に対して2勝1敗で勝ち点を奪取。1部復帰に向けて、勝ち点3として首位に立った。