西武秋山翔吾外野手(27)が5安打を放ち、シーズン214安打としてプロ野球最多記録に並んだ。

 前日までに209安打としていた秋山は初回、先頭でオリックス東明の4球目を捉え、左越えの二塁打を放ち、日本人最高だった94年オリックス・イチローの210安打に並んだ。さらに2回2死二、三塁で迎えた第2打席では右越えに三塁打を放ち、一気に記録を更新した。

 211安打目に対し「(初回の)栗山さんの犠飛で1点入ったので気持ちで振りました」と、広報を通してのコメントでは記録達成には触れずに試合に集中した。

 さらに5回の第4打席に左二塁打、7回の第5打席に左安打、8回の第6打席にも右翼線へ二塁打を放ってシーズン214安打とし、歴代最多の阪神マートン(10年)に並んだ。