トヨタ自動車・木下拓哉捕手(23=法大)が、中日から3位指名された。

 「谷繁監督が監督に専任されるということで、キャッチャーとして成長できる球団だと思います。こいつとバッテリーを組みたいと言ってもらえる選手になりたいです」と笑顔で語った。

 高知時代に2度の甲子園出場。法大時代はベストナインにも輝いた。昨年は社会人野球日本選手権制覇に貢献した。キャッチングや強肩、さらに身体能力の高さを誇る。アマチュアナンバーワン捕手として評価されていた。

 ◆木下拓哉(きのした・たくや)1991年(平3)12月18日、高知県高知市生まれ。旭東小2年から「旭東スポーツ少年団」で投手として野球を始める。高知では2年春から正捕手になり、08年夏、09年夏に甲子園出場。法大では2年春からリーグ戦に出場し、3年秋に東京6大学ベストナイン。50メートル走6秒5。遠投120メートル。社会人の公式戦通算5本塁打。183センチ、92キロ。右投げ右打ち。