阪神佐藤輝明内野手(27)が目覚めの3安打固め打ちを決めた。4試合ぶり安打から、敵失が絡む“決勝打”まで主砲のひと振りで3試合ぶり勝利。巨人との同率首位を守った。
直近13打席無安打で迎えた1点を追う2回先頭。広島床田の外角スライダーを中前へ運び、6月28日広島戦(マツダスタジアム)の第5打席以来、14打席ぶりのHランプ。「シーズン通していけば(悩みは)ずっとあること。感じは良かった」。長いトンネルを抜けた。
さらに1-1の5回。1死一、二塁から右前打。右翼手、野間の後逸と悪送球の2失策で自身も生還し、一挙3点で勝ち越した。記録は右翼へのシングルヒットと2失策。打球速度171・6キロの痛烈な打球に、2人の走者は動けず、外野に抜けたのを確認してからスタートを切ったため、捕球ミスがなければ二塁走者は生還できておらず、今季50打点目とはならなかった。
7回の第4打席は3番手島内の151キロを左前にはじき返し、この日3安打。試行錯誤を続けてきた背番号8は「(修正は)毎日やっている作業。結果が出て良かった」。とうなずいた。7日からは同率首位の巨人と敵地で直接対決。負けられない3連戦を前に藤川監督は「反省も大いにあるようなゲームでしたから、みんな立ち上がって火曜日から向かっていきたいです」。主砲の快音が帰ってきた。【村松万里子】



