海外FA権を保有しているロッテ今江敏晃内野手(32)が28日、権利行使も視野に「白紙状態」であることを強調した。前日に林球団本部長と話し合い、大まかな条件提示を受けた。

 この日、QVCマリンで「本当に迷っているというか、いろんな思いがある。今は何とも言えないですけど(2年前に)FA権を持った時と心境はまったく違います」と吐露。同権利を取得した13年オフは「残れるのが一番いい」と、早々に残留へ前向きな姿勢を見せていた。林本部長は「必要な選手だということは伝えた」と話し、近日中に再度、交渉の場を設ける。また同本部長は、来季残留が微妙なルイス・クルーズ内野手(31)に残留オファーを出したことも明かした。