日本ハム大谷翔平投手(21)が「ダル・パワー」を注入した。1日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で、数日前にレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(29)と初対面したことを明かした。「食事には行きました。前に(電話で)あいさつはしたことがありますが、食事は初めてです」。前日11月30日にダルビッシュがツイッターを更新。「後輩達の面倒見がいいアピールです」というコメント付きで、大谷と中田の2ショット写真を投稿していた。和気あいあいと一緒に、食事を楽しんだという。

 大先輩が繰り出す興味深い話の数々に、好奇心がくすぐられた。「野球だけでなく、いろいろ考えている」と、人間としての幅の大きさにも触れた。プロ入り前からあこがれていた大スターとの初セッションは「緊張しましたが気さくにというか、そういう雰囲気でした」。間近で見た体格の良さにも驚いた。「体がでかいな、大きいなという感じ」と、新発見もあった日本ハムの新旧背番号11が交錯した特別な日。「(今後も)教えてもらうことがあるかなと思う」。この日もユニホーム姿で取材を受けるなど多忙なオフを過ごす中、刺激的な時間だったようだ。【木下大輔】