オリックス福良淳一監督(55)に「名誉市民プラン」が浮上した。25日、出身地の宮崎・延岡市内で監督就任祝賀パーティーに参加。両親や母校の恩師ら270人が駆けつけた中で「延岡市に恩返しできるよう、精いっぱい頑張りたい」と誓った。

 10月の指揮官就任後、地元の盛り上がりは大きくなってきた。同市の首藤正治市長は「一番上を狙ってもらいたい」と期待。優勝すれば主にスポーツ選手が受賞してきた市民栄誉賞にとどまらず過去4人しかいない名誉市民の称号も「ありえると思う」と話した。祝賀会で「延岡観光大使」の就任も発表された福良監督。就任後初の帰郷で来季への思いをいっそう強くした。