日本ハム中田翔内野手(26)が慣れない生活環境にイライラを募らせている。ピオリア入りして3日。文化、気候などの違いに苦慮しながら迎えるキャンプインへ、胸の内で膨らんだフラストレーションを噴出させた。まずは「ウォシュレットがない」。宿舎、球場のトイレに温水洗浄便座がないことは事前アナウンスされていたが、不快感は否めない。

 続いて「温度差も激しい」と寒暖差の激しさを嘆いた。砂漠気候のピオリアは冬も最高気温が20度前後だが、太陽が沈むと一気に下がって10度以下。体調管理に気をもむ日々を過ごす中、息抜き出来ない息苦しさにため息をつく。「土地勘もないからリフレッシュしようにも(外出)出来ないからね。宿舎でYouTubeを見るしかない」。ストレスではち切れそうな主砲だが「(バットを)振り込んで、いつでも振れるようにしたいね」と、八つ当たり? は本業にぶつけるようだ。