右肩の疲労により、不参加の意思を固めていた創価大・田中正義投手(3年=創価)が15日、侍ジャパン代表メンバー発表の会見を受け、八王子市内の創価大で取材対応した。

 「選んでいただけたら学ぶことも多かったと思いますが、大学日本一に向けて切り替えていきたい気持ちです」と話した。3月5、6日に行う侍ジャパン強化試合、日本対台湾戦(5日ナゴヤドーム、6日京セラドーム大阪)への招集が決定的だったが右肩の蓄積疲労で調整遅れが生じた。岸監督が最終判断をくだし、NPB側に現状を伝え、事実上の辞退を申し入れていた。既にキャッチボールを再開しており肩に痛みなどはない。「野球をやるからには常に上を目指したい。将来的には(侍に)入りたいです」と前を向いた。