日本ハム中田翔内野手(26)が、第2の故郷・大阪で価値ある本塁打を放った。

 2点を追う8回1死一塁。2ボールからの3球目、133キロのスライダーを左翼席に突き刺した。同点の3号2ラン。大阪桐蔭時代に過ごした大阪で奮起し、試合を振り出しに戻す1発も、今季初の延長サヨナラ負けで空砲に終わった。

 「結果的に負けているんでね。今日の負けは、すごく悔しい」と勝利に届かず、声のトーンは上がらなかった。