国学院大が5点差を追いつきながら連敗で勝ち点を落とし、自力優勝が消滅した。

 先発の清水昇投手(2年=帝京)が初回に3ランを浴びて降板。2回には2番手の山岡就也投手(2年=広島新庄)が2ランを打たれて0-5とされた。

 打線は4回に久保田昌也外野手(4年=龍谷大平安)の適時打で1点、6回にも1点を返した。7回には連続長打で2点差とし、2死から山崎剛内野手(3年=日章学園)の適時打などで同点。しかし7回裏、暴投で勝ち越し点を許した。

 10年秋以来2度目の優勝に王手をかけてから、まさかの連敗。1カードを残す亜大の結果待ちとなった。鳥山泰孝監督(40)は「力の限り戦ったんですが、もうひと息だった。小さなミスが響いた」と肩を落とした。