ソフトバンクが広島のエース黒田から3者連続本塁打を放った。

 同点で迎えた3回に柳田悠岐外野手(27)がフォークをとらえ、左中間席に放り込んだ。「フルスイングで行きました!」。8号ソロで勝ち越すと、続くは4番の内川聖一外野手(33)だ。低めのスライダーをすくい上げると、打球は左翼フェンスを越え、8号ソロ。「いい当たりを心がけて打席に入った。ホームランになりましたね。よかった」。

 最後を締めたのは、5番松田宣浩内野手(33)だった。センターバックスクリーン右に、4年連続の2ケタ本塁打となる10号ソロ。「前の2人に続け、と気合入れて行きました! ギータと内さんに打たせてもらいました」と喜んだ。初回には2番城所が先制の3号ソロを放っており、序盤の本塁打攻勢で黒田を攻略した。