日本ハムのブランドン・レアード内野手(28)が、惜別のスランプ脱出アーチをかけた。

 8回に西武牧田から左中間席へ26号ソロ。薄氷の1点リードから終盤で差を広げる、価値ある一振りになった。本塁打は10日ロッテ戦以来、9試合ぶり。来日中の家族が28日に米国へ帰国する直前に、ようやく持ち前のパワフルさを発揮した。「久々のホームランすぎて、この感触を忘れてたよ。家族が明後日、アメリカに帰るから、それまでに打てて良かった」とホッとしていた。