日本ハムが4年ぶり7度目のリーグ優勝を達成した。一時、ソフトバンクに最大11・5ゲーム差をつけられたが驚異の粘りを発揮。142試合目での大逆転Vとなった。

 優勝を許したパ・リーグ各監督のコメントは以下の通り。

 ▼ソフトバンク工藤監督 悔しい結果。選手はよくやってくれた。CSで悔しさを晴らせるように頑張りたい。日本ハムとうまく戦いきれなかったのがこの差になった。

 ▼ロッテ伊東監督 日本ハムは結束して一つになっている感じがあった。ここで点を取れば、というケースでは必ず取る。足のある選手も多いから重圧をかけられた。

 ▼西武田辺監督 日本ハムは投打のバランスが良かった。特に大谷はやっかいだった。差し込んでいるのに打たれてしまう。投手よりも打者でこられる方が嫌だった。

 ▼楽天梨田監督 投手陣が安定しているし、足も使える。増井を先発に配置転換したのが大きかった。(打線は)3番の大谷とその後ろの中田の相乗効果があった。

 ▼オリックス福良監督 選手個々の能力が高く、隙のない打線と質の高い投手陣が印象的。1人1人が自分の役割を果たし、チームとしてもまとまりがあった。