今季限りでの現役引退を発表した広島広瀬純外野手(37)が7回、黒田の代打として現役最後の打席に立った。

 ネクストバッターズサークルに姿を見せた背番号26に大歓声が注がれた。石原の中前打を見届けた広瀬は、スタンドに見守る家族に手を振り打席へ。初球内角球を見逃すと、2球目143キロを捉えた。角度よく左翼方向へ上がった打球はフェンス手前で失速し、坂口のミットに収まった。

 大歓声に迎えられた広瀬は、その後守り慣れた右翼の定位置に就いた。