ソフトバンクは9回の1イニングを日本ハム大谷に抑えられ、3年連続の日本シリーズ進出を逃した。松田、吉村が連続の空振り三振。最後は本多が遊ゴロに倒れ、ファイナルステージでの敗退が決まった。

 大谷は吉村に対し、165キロの直球を投げ、自己最速を更新。本多にも2球、165キロを投じた。本多は2ストライクに追い込まれた後、165キロの直球2球を含め、3球ファウルで粘ったが、最後は149キロのフォークで遊ゴロに打ち取られた。

 本多は「絶対に前に飛ばしてやろうという気持ちだった。(直球は)見たこともないスピード感だった。見極めが難しかったし、最後はノーステップでいったが、151キロのフォークを見せられたらなかなかね…」と悔しがり「来季はしっかりチーム力、個々の力を上げないといけない」と、リベンジを誓った。