日本ハム大谷翔平投手(22)が、激闘に終止符を打つ延長サヨナラ打を放った。

 3-3の延長10回。2死二塁で、大瀬良から右翼線へのサヨナラタイムリーを放った。三塁側ベンチを飛び出してきたチームメートからのウォーターシャワーを、気持ちよさそうに受けた。この日は広島先発黒田から唯一の長打2安打マルチと奮闘。最後も巧みな打撃で締めた。

 お立ち台では「追い込まれていたんですけど、抜けてくれて良かった」と笑顔。第1戦で先発も6回3失点で敗戦投手。「取られた分の倍は取りたいなと思った。もっともっと勝ちたい」と、持ち味の負けず嫌いな一面をのぞかせていた。