オリックスの球団シニアアドバイザーに11月1日付で就任するOB長谷川滋利氏(48)が27日、ほっともっと神戸での秋季練習を視察した。外国人の獲得アドバイスが主な仕事。まずは助っ人育成システムの構築プランを披露した。

 「米国のドラフトにかからなくても、いい選手はたくさんいる。育成枠で5~6人を呼びたい。まず来年以降は2~3人から始めたい。米国でトライアウトもしたい」。球団は来月の秋季キャンプで4人の外国人テストを実施。その中のライアン・エバンス投手(25)が第1号だった。

 スーツ姿の長谷川氏は「今の首脳陣は知っている人ばかり。オリックスを強くしてプロ野球を活性化させたい」と熱弁。握手した福良監督にも「オリックスは地味やから、明るくしていきましょう」と呼びかけた。