「松井秀喜を5打席連続敬遠した男」、明徳義塾(高知)OBの河野和洋監督率いるクラブチーム「千葉熱血MAKING」が、東日本盲導犬協会チャリティーマッチを開催することが28日、決定した。

 11月5日午後1時から、千葉・松戸運動公園野球場で、「日米野球2016」と銘打ち、米海軍横須賀基地野球チームと対戦する。

 河野監督は「盲導犬を育てるには、1匹500万円以上の費用がかかると言われています。僕たちにも何かできることはないかと考えて、チャリティーマッチを開催することになりました。盲導犬を待っている方は全国にたくさんいます。子供も楽しめるイベントなども準備しているので、多くの方に来場して頂きたいです」と呼び掛けた。

 当日は午前8時に開門し、同10時からは少年野球教室を開催。スピードガンコンテストや、河野監督や米海軍チームと対戦するホームランダービーなどが予定されている。

 明徳義塾時代の河野監督は、92年夏の甲子園2回戦で、元ヤンキース松井秀喜氏を擁した星稜(石川)と対戦。背番号「8」の投手として、5打席連続で敬遠し、大きな注目を集めた。卒業後は専大に進学し、広島黒田博樹投手は大学の同期生になる。

 プロ野球界にも多くの人脈があり、イベントでは、野球ファンにはたまらない、お宝グッズの登場もありそうだ。