阪神金本知憲監督が青柳に新たなクイック投法と球種を習得するよう助言。

 「クイックの方が安定している気がする。球威も落ちない。全部クイックで投げたら打ちにくいと思う。1秒もかかっていないしね。セットとクイック、スーパークイックを投げ分けられればいい」。

 「コントロールと左対策が(課題に)出てきた。巨人なんかは左6人を並べてきたからね。来年はああいうチームが増える。そこでどう打ち取るか」。

 中継ぎ転向の岩崎は決め球としてフォークを磨きに掛かる。「クローザーに近いものを求めることになる。フォークを覚えれば三振も取れる」と評価。

 2日連続でブルペン入りをした横山には、前日は「目に留まった」と評価したが一転し「今日は良くなかったかな」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─北條を熱血指導

 金本監督 基本的なことは言うことはない。プラスアルファの引き出しをね。10日前ぐらいから教えてる。やってみて合わなければやめればいいんだけど、本人も感覚がいいみたい。体幹の強さを生かして下半身リードで打つ打ち方です。

 ─板山がセカンド守備

 金本監督 できれば内野をやらせたい。守備コーチは(守りが)安定していると言うけど、俺もそう思う。スローイングもいいし。

 ─今回のキャンプで2軍の今岡コーチを招集

 金本監督 いろいろ経験して欲しいし、思ったことはどんどん選手に言って欲しい。選手も(現役時代に好打者だった視点で)いいヒントを得られると思う。

 ─投内連係で藤浪が投前ゴロを4球連続でエラー

 金本監督 (ノッカーの)久慈(コーチ)が難しいバウンドを打ってたからね。けん制とかクイックも前向きにやってくれている。