ロッテ林信平球団本部長(55)が28日、アルフレド・デスパイネ外野手(30)との残留交渉について言及した。

 キューバ政府の担当者と直接交渉するため、キューバに渡っていた。滞在中は、デスパイネ本人も交え、政府担当者と交渉。「大事な戦力。最大限の条件を提示して、説明しました」と話した。キューバ政府側からの最終回答まで「だいたい、2週間ほど」を見込んでいる。

 26日に帰国したが、羽田空港に降り立ち、携帯を開いて初めてカストロ氏の死去を知り、驚いたという。「カストロさんが亡くなったことが、どう影響するのか。分かりません。行政が止まるのか。さすがに全部がストップすることはないでしょうけど、何とも言えませんね」と、回答に遅れが出ることも想定していた。