阪神板山が「熱男超え」の猛練習を誓った。亜大時代に、大学の先輩であるソフトバンク松田の自主トレを見る機会があった。ハードな練習で知られる同大学のメニューをケロッとした表情でこなす。その姿に度肝を抜かれた。「ランニングや振り込みを一日中やっていた。僕は立場が違う。もっとやらないといけない」。レギュラーに近づくには、春季キャンプまでのオフが重要。当時の先輩の姿勢が今でも目に焼きついている。

 年末年始には伊藤隼と実家近くの慶大で自主トレを行う予定。この日も室内練習場でマシン打撃に励んだ。「この時期に差を縮めないといけないので」。2年目の大ブレークを目指す。