阪神高宮和也投手(35)と桑原謙太朗投手(31)が24日、大阪・福島区のウイステで催されたクリスマストークショーに参加した。

 昨季、自己最多の52試合に登板した左腕セットアッパーの高宮は今季、16試合登板にとどまり、防御率6・39だった。それだけに「1年間、フル回転できる投手はなかなかいない。昨年以上の成績を残せるようにしたい」と意気込んだ。壇上で並ぶ元阪神投手コーチの中西清起氏(54=日刊スポーツ評論家)に「左打者を特に抑えるように」とエールを送られた。

 桑原は今年プロ9年目で初めて1軍登板機会がなかった。「若手の有望株が多いなか、押しのけて1軍に行かないといけない」。来季こそ、右腕セットアッパーとして持ち味を発揮したいところだ。