ロッテは5日、前フィリーズのジミー・パラデス内野手(28)の獲得を発表した。1年契約で、推定年俸120万ドル(約1億3800万円)。背番号は未定。ドミニカ共和国出身で、二塁、三塁、遊撃の他、外野も守る。191センチ、91キロで右投げ両打ち。

 退団したデスパイネに代わる4番候補。メジャー通算332試合で20本塁打、100打点、打率2割5分1厘。15年にはオリオールズで自己最多104試合、10本塁打を記録。最終的には打率2割7分5厘も、5月中旬まで3割5分前後と好調で、同僚から「ベーブ・ルース」と呼ばれた。

 林球団本部長は「三振も多い(メジャー通算287三振)が、当たれば飛ぶ。大きいのを打てる打者として獲得した。基本、DH」と期待した。日本人投手では、ヤンキース田中に対し6打数2安打の成績を残している。