東都大学リーグの東洋大が8日、11年春以来のVへ向け埼玉・川越市の同大グラウンドで始動した。プロ注目の左右両エースが初日から活気ある姿を見せた。

 昨秋4勝を挙げた右腕の飯田晴海投手(3年=常総学院)は高校時代U18(18歳以下)日本代表に選出され、楽天松井裕、西武森、高橋光成らと共闘した。今季から主将も兼任。「自分のことよりチームのためという気持ちを持ちたい。個人としてはシーズンで最低5勝。(プロに行った仲間と)いつか同じ舞台でやりたいです」と意欲を見せた。

 秋3勝で左腕の片山翔太投手(同=大社)は「優勝を目指してやる。この冬は連投できる体力を身につけたい」とリーグ戦初完投を目指す。