若虎よ、俺より目立てよ!! 阪神掛布雅之2軍監督(61)が就任2年目の所信表明を行い、選手主役のシーズンを誓った。8日、合同スタッフ会議に出席し、2月キャンプの方針を確認。ミスタータイガースらしい、今季の育成方針を明かした。

 「去年は僕に対して周囲がね。野球以外でもね。今年はグラウンドにいる選手が注目されるキャンプにしていきたいと思います」

 指導者1年目の昨年は、かつての大砲の古巣復帰とあって、背番号31にスポットライトが集まった。掛布2軍監督も「多くの人に見られる野球」を重視し、安芸キャンプ中に直筆サイン入りカードを手渡ししたほか、鳴尾浜での即席サイン会などファンの集客に力を入れた。甲子園でのウエスタン・リーグ戦で過去最多の1万人超が集まるなど、いまなお健在の「掛布人気」を示した。虎党の来客を喜びつつも核心を突く。昨季は貯金3のリーグ3位で「ファンに球場へ足を運んでもらうのは変わらないけど、主役が選手たちになるキャンプやシーズンにしていきたい」と意気込む。絶大な存在感がかすむくらいに、若虎が躍動すれば本望だ。「安芸にいるメンバーも、1年間戦う戦力」。この日、会議では新人や新外国人の映像を見た。覇権奪回に向け、2年目の挑戦が始まった。【酒井俊作】