巨人高橋由伸監督(41)が15日、ドラフト新入団選手の春季キャンプファームスタートを明言した。川崎市のジャイアンツ球場でコーチ会議を行い、キャンプメンバーの振り分けについて首脳陣で話し合った。会議後、高橋監督は「新人は球団の方針もあって全員、下(ファーム)からのスタートです。良ければ(昇格の判断は)こちらで任せられているので(1軍に)呼ばれる可能性はあります」と説明した。

 コンディション不良で13日から2日間ノースローだったドラフト1位の吉川尚輝内野手(21=中京学院大)は、至近距離からのネットスローを実施。春季キャンプはファームからのスタートとなったことには「スタートがどこにしろ、アピールしていきたい」と語った。