ソフトバンクの大隣憲司投手は17日、沖縄県うるま市で自主トレーニングを公開し、捕手を座らせてマウンドから30球投げた。32歳の左腕は「キャンプで100パーセントに近い状態でアピールしたい」と開幕ローテーション入りへ意欲を示した。

 昨季はわずか1試合登板で1勝に終わった。東浜らの台頭で先発争いも激化し「与えられているポジションはない」と厳しい現状を自覚する。「オープン戦、開幕戦で投げられる状態をつくりたい」と話した。