中日荒木雅博内野手(39)阿部寿樹内野手(27)杉山翔大捕手(25)小笠原慎之介投手(19)の4人が18日、名古屋市の名古屋記念病院を慰問した。

 11病棟のうち小児科など10の病棟を約2時間かけて回り、入院患者と触れ合った。

 荒木は「お年寄りの方も結構いて、西沢(道夫)さんや杉下(茂)さんの話をされた。こういうのは初めてかもしれない」とレジェンドOBたちの存在感に刺激を受けた。自らも通算2000安打まで39本と迫るメモリアルイヤー。「いい成績を残さないとね」と引き締めた。

 杉山は「僕らが来ることで元気になってもらえるなら、それが一番。こうやって応援してくれる人たちのために、という気持ちになる。来年は優勝してここに来たいです」と決意を語った。2年目の阿部は初の病院訪問。「ドラゴンズファンの方がたくさんいた。負けても応援してくれていたと聞いて、頑張らないとなと思った」と振り返った。